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■ 少年犯罪・・・
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難しい問題です。
12歳の頃、何して遊んでたかな~?
ソフトクリーム買い食いするのが一番嬉しい時期だったな・・・(単純)
 制服が大きくて、袖なんかかなり長かった気がする。
「三年間着なきゃいけないから、大きめに作っておいてください。」
って、母ちゃんがテーラーの採寸する人に言ってた。
ところがこの子、そんなに大きくならなかったんだよね。小学校高学年でもう大きかったから。
そこまでの成長でしかなかった。結句卒業するまで袖が長かったような記憶がある。
 今の子は、一人っ子か二人兄弟くらいで、経済的に余裕があって、制服が小さいと言えば新しいのを買ってもらえるんだろうからなんというか、時代は変わった。
母ちゃん達の子どもの頃は制服なんてなかった。着の身着のまま、お米を食べられるだけで幸せな時代。ほとんどイモで育ったと、父ちゃんは言っていた。
ここにも世代のギャップ。

 14歳未満の少年が殺人を犯しても、刑法に該当しないから裁判にもならない。おかしいのはわかるけど、じゃぁ、少年法をまた変えて、今度は12歳以上は少年院へ・・・と、なったとしても、それで解決?
 
 神戸連続殺人事件が起こったとき、世間は大騒ぎした。14歳の少年が?なぜ??
疑問だらけだった。が、その後の少年の反省や、行動、生い立ちなど少年法に保護され、何も報道されることなく事件の真相は闇に葬られていった。
あの事件の時、これは希な事件だと、世の中は思った。普通でない子の普通でない犯罪だと。
でも今回は報道の仕方が明らかに違う。
誰だって、いつ加害者の親になるか判らない。少年がなぜそのような事件を起こし、なぜ誰も防げなかったのかをきちんと報道するべきなのだ。と騒ぎ立てている。
それも一理あるが、既に誤報道されている。12歳の少年は、私立小学校に入学したが給食があわなくて、数ヶ月で公立小学校へ転校したと言われていた。「わがままですよね~給食くらいで・・・」と顔を隠して語っている前小学校の父兄であろう人もいた。
が、真相は両親の離婚に伴い、母親の実家で祖母と三人で暮らすことになったため転校したらしい。そしてまた数ヶ月後、両親が復縁することとなり、再度別の小学校へ転校。
こういった生い立ちが少年の心をゆがめたのでしょうか?と言ってる人もいる。
でもそんな子どもはたくさんいる。もっと辛い人生を送ってるこどもだっている。
その子達はみんな心がゆがんでいくの?そうではない。
正しい情報を流して欲しい。それが報道する側の責任だ。
 神戸の事件の少年も成人を過ぎ、もうすぐ世間に出てくるらしい・・・。
被害者の親の気持ちは計り知れない。


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