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■ 嫁姑問題・・・・
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 いつの世も変わらない。一体いつから問題視されてきたんだろう。
パソコン教室で、主婦が5人も集まると、だいたい旦那さんの両親と同居と言う人が2人はいる。田舎だからね。
両親が近所に住んでると言う人を併せると、3~4人くらいにはなるかな?
そこで、「うちはうまくいってますよ。」 と言う人はまずいない。
どっちが嫁として不幸かの自慢比べが始まる。友達の話なんかも飛びだして、「上には上が居るモンだ」と、みんな自分の方がマシかも知れない・・・と錯覚を起こす。
でも所詮家に帰れば、「やっぱり私が一番辛い・・・」とばかりに、旦那相手に泣いたりわめいたりしているんだろうね。男の人は嫁姑関係には鈍感だから、(鈍感にならざるを得ないから)、「一緒に住んでるんだからお互い仲良くしてよ~」 くらいにしか考えていないし、母親に意見してくれる場合も少ないみたい。
そりゃそうだ、自分を産んで育ててくれた人に感謝の気持ちは言えても、「家内とうまくやって下さい」などと、簡単に言おうものなら、「嫁が悪いんだ」という言葉に装飾が付いて一体何倍になって返ってくるやら・・・
嫁が姑を嫌いなら、だいたい姑も嫁を嫌いだ。これは何も嫁姑の話だけではなく、人間関係そのものの道理だ。嫁に、「あなたのお母さん、何とか言ってよ!」と言われたら、だいたい次の日には、「あんたの嫁、なんとかしろ。」と母親に言われているに違いない。
母親は自分が選んで産まれてきたわけではない、嫁は自分が選んだ人だ。どっちに対して責任があるかと考えれば明らか。あ~おそろしや。同居なんてしない方が幸せに決まってる。
なぜそのことに気付かないんだろう?
離れていれば、盆と正月くらいしか会うこともなく、お互いに「元気にしてたか?」と思いやれる。
手がかかるようになれば仕方ないが、親が元気なうちは離れていた方が良い。
 母の友達には、息子の嫁と二人で海外旅行のツアーへ行くほど仲の良い姑もいる
もちろん同居はされていない。息子さんが忙しいらしく、「旅費は出すから二人で行ってきていいよ。」と言うらしい。
なんと見上げた人だろう。絶賛の拍手を送りたい。
ま、どちらかが旅行嫌いであったり、出不精であったりすれば、成り立たない関係かも知れないが、お嫁さんの仕事が休める時に、あちこちに旅行しているらしいという話を聞くと、姑は居ない私でさえ、「姑がいたらな~」と、うらやましく思う。
世の中、賢く渡らないとね。うまくいってる嫁姑は、結局二人とも頭が良く、合理的に出来てるんだろうな。
嫁姑、あわなくて当たり前、あえばこれほど楽しいものはないようだ。


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